世界の見え方が変わる「ニューロダイバーシティ」とは?

からだ
にわとり
にわとり

いつも「にわとりはおかしい」「気にしすぎ」「がまんが足りない」って言われるの
ボクはボクで あるがままでいるだけなのに😢

うさぎ
うさぎ

「健常」とか「障害」とか、いったい何を基準に言ってるんだろうね

うさぎ
うさぎ

そんなにわとりが希望を持てるような新しい考え方が、日本でも芽生えつつあるよ🌱
「ニューロダイバーシティ」って言うんだって

「ニューロダイバーシティ」とは

「ニューロダイバーシティ」という言葉は、脳や神経を意味する「ニューロ」と、多様性(いろいろであること)を意味する「ダイバーシティ」をつないだ合成語です。

「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」というような考え方を含む言葉ということになります。

引用:ニューロダイバーシティの教科書

コミュニケーションのパターンから興味関心の対象、我慢できる度合いや身体の使い方に至るまで。
多くの人が持つ「普通」のパターンから外れていたら「障害」とみなされる時代が長く続いてきました。

しかし、脳・神経学分野の研究が進むに従い、それらの「おかしさ」は、脳や神経の型やはたらき方の違いが表面に現れたものだということがわかってきました。

それは例えば、眉毛が濃い人もいれば薄い人もいるし、まっすぐな人もいればカーブを描いている人もいるよね、というくらいのことです。
ばらつきとして自然に存在することであり、どちらが良いとか悪いとかいうことではない

このような自然科学系の研究と並行して、アメリカなどでの自閉スペクトラム症の当事者運動として「ニューロダイバーシティ」が広がっていきます。
そして「ニューロダイバーシティ」の波は日本にも上陸しました。

ニューロダイバーシティとの出会い

2020年12月25日には、発達障害支援に力を入れている臨床心理士の村中直人さんが書いた「ニューロダイバーシティの教科書」が発行されました。
わたしが「ニューロダイバーシティ」という言葉を知ったのも、アマゾンのおすすめ商品に「ニューロダイバーシティの教科書」が表示されたことがきっかけです。

ちょうど、

  • ・細かい点に気づいたり雰囲気に流されないのがなぜ「障害」なのか納得できない
  • ・発達障害の特性がバラバラすぎて当事者同士で一体化できていない
  • ・障害者は一方的に福祉サービスを受けるだけの存在なのか?

といったモヤモヤを抱えていたので、わたしにはとてもしっくりくる考え方だと感じました。

ニューロダイバーシティのこれから

日本におけるニューロダイバーシティの議論は始まったばかりです。
この記事を書いた時点で確認できる、ニューロダイバーシティをテーマとしたシンポジウム(座談会)は、2018年、2019年、2021年に各1回のみです。
また、日本語で読めるニューロダイバーシティの本は、3種類しかありません。 (※参考

脳や神経などの研究者、教育や心理、福祉分野の支援者、そして少数派の脳・神経的特徴を持つわたしたち発達障害などの当事者。
当事者は支援者に通訳をしてもらいながら、それぞれの気づきをわかちあっていけば、お互いを尊重した新しい世界が見えてくるでしょう。

わたしも これから勇気を持って発信していきます。
あなたも一緒に「ニューロダイバーシティ」について考えてみませんか?