株取引はいつ開始していつ終わる? 取引時間まとめ 取引所/日経平均/PTS/先物/NY

チャートのイメージおかね

コロナ禍のステイホーム生活や収入減への不安により、多くの人が投資に興味を持ちはじめました。
その手段の1つが、日本の株式への投資。

では、株の売買をする「取引所」は1日のうちいつでも利用できるのでしょうか?
また、取引所が閉まっている間、株価は変わらないと言えるのでしょうか?

結論から言うと、主要な取引所である「東京証券取引所」で株の売買ができるのは、平日日中の5時間だけなんです。
しかし、地球上では24時間 いろいろな国でさまざまな経済活動が行われていますよね。
もし夕方や夜に経済の大きなニュースがあれば、昼間買った株の価値がみるみるうちに上がったり下がったりすることもあるんです。

この記事では、日本の株式に関する1日のタイムテーブル(時間ごとのスケジュール)をご紹介します。

証券会社によって取り扱いが異なるものは「楽天証券」のケースを記載しています

株式の売買方法と利用できる時間帯

東京証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:00

株を売買する場所としてもっとも一般的なのが「証券取引所」での取引です。
4つある日本の取引証券所のうち最大のものが「東京証券取引所(東証)」。
東京証券取引所では、日本の株の約9割にあたる銘柄(種類)を扱っています。

東京証券取引所の取引時間は以下のようになっています。

  • 午前の部:平日の9:00から11:30まで ⇛前場(ぜんば)
  • 午後の部:平日の12:30から15:00まで⇛後場(ごば)

取引開始が9時、終了が15時と、日中に出社するサラリーマンのお仕事時間と丸被りする時間帯となっています😥
また、11:30から12:30の間、売買は一旦停止されて株価は動かなくなります。
しかし 注文はできるので、お昼休みに午後の値動きを予想してみるのもいいかもしれませんね。

夜間取引 17:00~12:59(JNX)

では、証券取引所の取引時間外は株の売買ができないのでしょうか?
実は、そんなことはありません😄
夜間取引(PTS取引)」という、証券会社が独自に設けた時間外取引の場があります。

夜間取引(PTS取引)市場の代表的なものが、ジャパンネクスト証券が運営する「JNX」です。
楽天証券の口座内で売買できる「JNX」の取引時間は以下のとおりです。

  • 日中:平日の8:20から16:00まで
  • 夜間:平日の17:00から23:59まで

JNXは日付が変わる直前まで、24時間のうち14時間39分の間 取引可能です。
はたらくサラリーマンにとって便利な制度ですね。

しかし、株取引の主戦場はあくまで証券取引所です。
株の銘柄によっては夜間取引に参加する人がおらず、売買が成り立たないこともよくあります
夜間取引が盛んになるのは以下のようなケースです。

  • 証券取引所での売買な盛んな企業の株
  • 良い/悪いニュースが出た後
  • 深夜にニューヨーク市場のアメリカ株が大きく上がった/下がったとき
    (日本の株価はアメリカの株価に大きく影響を受けます)

仕事が終わった後 こまめに市場の動きをチェックすれば、夜間取引でチャンスをつかむことができるかもしれません。
もっとも、わたしの場合は夜間に焦って取引し、翌日に後悔することの方が多いですが😅

株価に影響をあたえる数値が動く時間帯

例えば、ある日の日中、商品取引所であなたが狙っていた「はしっこ商事」の株を1,000円で無事買えたとします。
では、この「1,000円」という はしっこ商事の株の価値は、一体いつまで持つのでしょうか?

実際のところ、株の価値は刻一刻と変わっていきます。
証券取引所の取引時間内なら、1分後に800円になってしまうこともあれば、3日間1,000円のままということもあります

さらに、世の中には株価の指標(目安となる数値)があり、それらは夜間や早朝でも絶えず動いています。
では、この指標について見ていきましょう。

日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)

日経平均株価」は、広く一般的に利用されている指標です。
これは、東京証券取引所の一部(もっともきびしい基準で選ばれた企業による株式市場)に上場されている銘柄のうち、代表的な225銘柄の株価を平均したものです。

日経平均株価は実際の株価を元に計算した指標です。
そのため証券取引所の取引時間内(平日9:00から11:30、12:30から15:00)に発表され、数値は刻一刻と変わっていきます

この日経平均株価は、各企業の株価に大きな影響を与えます。
例えばもし、「はしっこ商事」にとって良いニュースがあり、株価が上がるのが自然な状況だとします。
しかし、この日の日経平均株価が前日より大きく下がっている場合、はしっこ商事の株価もつられて下がってしまう、ということがあるのです😱
おそろしいですね~!

日経平均先物(にっけいへいきんさきもの)

個々の企業の株ではなく、この日経平均株価がこの先どうなるかを予想する金融商品があります。
その名は「日経平均先物」。
日経平均先物の数値は、普通の日経平均株価とある程度連動します。

日経平均先物の取引時間は以下の通りです。

  • 日中:平日8:45から15:15まで
  • 夜間:平日16:30から翌日6:00まで

なんと、24時間のうち21時間もの間 取引されて数字が動くんです
普通の日経平均株価が取引されていない時間帯は、この先物の数値が参考になりそうですね。

ニューヨーク市場 ダウ平均株価

日経平均先物の取引時間を見て、こんな疑問を持ったかもしれませんね。
「なんで日経平均先物は夜中も動くんだろう?みんな寝てるでしょ?」
そう思ったあなた、とても冴えてますね💡

確かに、夜中に株価が動くようなニュースなんて無さそうです。
しかし、それは日本に限った話。

地球は丸く、回っている。
そして、市場は24時間どこかで開いているのです。

日本とは13時間の時差があるアメリカ・ニューヨークには、世界最大の証券取引所「ニューヨーク証券取引所」があります。
取引時間は以下のとおり。

  • ニューヨーク:アメリカの平日23:30〜翌朝6:00(日本時間) 

  ※サマータイム期間中は1時間早まります

そうです。
日本でちょうどわたしたちがスヤスヤと眠りについているちょうどその頃、ニューヨークでは盛んに株が取引されているのです!

ニューヨークの市場における「日経平均株価」のような指標に「ダウ平均株価」があります。
そして日本の株価は、なぜかこのダウ平均株価にとても影響を受けて上がったり下がったりするんです!!
結局、世界の金融市場の中心はアメリカ・ニューヨーク市場なんですね。

日本に住むわたしたちが寝ている間にダウ平均株価が下がると、それにつられて日経平均先物も下がります。
そして、翌営業日の日経平均まで下がってしまう、ということがしばしばあります。

株取引をする人の間では、朝イチでアメリカ株の大暴落を知りショックを受けることを「おはぎゃー(おはよう+ギャーという悲鳴)」と言ったりします😅
心臓に悪いので、できればやめてほしいですね……。

まとめ

  • 証券取引所で日本の株が買えるのは平日の5時間
  • 日経平均先物は24時間のうち21時間の間 数値が動きつづける
  • ニューヨーク市場の影響で、夜間も日本株に関する数値が大きく動くことがある

株価や日経平均先物などの数値をこまめに追うことでチャンスをつかみやすくなります。
しかし、数値が気になりすぎてあなたの大切な休息時間や睡眠時間を削っていては本末転倒。
頭をクリアにして適切な判断ができるよう、ほどほどのバランスを探していきましょう!