発達障害でもファッションを楽しみたい!わたしがたどり着いた3つのルール

くらし

「ファッションを楽しんで、毎日を自分らしく気分良く過ごしたい」
発達障害のあるなしに関わらず、こんな願いを持つ女性は多いのではないでしょうか?
でも、発達障害のある人は、感覚過敏のために着られない洋服があったり、モノの管理が苦手だったりしますよね。
そんな人は、洋服をじょうずに選んで管理するために ある程度のルールがあった方がいいかもしれません。

そこでこの記事では、発達障害(ADHD・ASD)を持つアラフォー女性のわたしが洋服選びで気をつけている「マイルール」をご紹介します。
あなたがあなたらしくファッションを楽しむためのヒントになれば うれしく思います。

わたしの特性とファッションの傾向

「 発達×ファッション マイルール」ご紹介の前に、わたしの持つ特性をカンタンにお知らせします。

  • アラフォー主婦
  • ADHD(頭が多動/整理整頓やモノの管理が苦手/節約家だがセールには弱い)
  • ASD(自閉スペクトラム症)(触覚に関する感覚過敏は少なめ/疲れやすい)
  • 洋服を買う店:1.しまむら 2.ユニクロ 3.フリマアプリやリユースショップ

普段、ファッションへの関心はそれほど高くないわたし。
しかし、セール時や流行のテイストが大きく変わった時には衝動買いしてしまうこともよくあります。
その結果、「管理できない」「お金が減る」「着心地の悪い服を持て余す」ことになり、後悔してばかり。
この記事でご紹介する「 発達×ファッション マイルール」にはそんなわたしの失敗談が詰まっています。

わたしはアパレル業界での勤務経験はありません
障害当事者が消費者目線で考えたルールであることをご了承ください

発達×ファッション マイルール1:洋服のデザインに関するルール

結び目がある洋服は避ける

出典:RyuRyumall

しまむらやリユースショップには、袖や裾、あるいはおへその場所に「結び目のワンポイントがある洋服」がたくさん並んでいます。
結び目は確かにかわいいのですが、着て寝っ転がると からだに食い込んで痛いんですね。

発達障害があり日中でも疲れて横になることが多いわたしにとって、結び目のせいでリラックスできないのは困ります。
これでは、あとで部屋着やパジャマにまわすこともできません。

首や肩、背中が透けている洋服は避ける

春夏服によくあるのが「首・肩・背中がレース素材になって中が透けるトップス」。
インナーや肌を見せて色っぽさを演出できますが、わたしはこのタイプの服も避けています。

理由としては、まず挙げられるのが「インナーを選ぶ」から。
アラフォーのわたしが着ている洋服からインナーがチラ見えしたら、それはファッションというより「はみ出している下着」ですよね。
また、トップスとインナーの色をコーディネートするのも大変です。

それから、だらしなく見えやすい点も気になります。
ズボラなわたしはムダ毛を放置したまま外出しそうで危険です。
姿勢が良く健康的な人が肌見せするのは良いですが、わたしにはハードルが高いですね。

発達×ファッション マイルール2:洋服の素材に関するルール

ポリエステルと綿が混ざった素材のカットソーは避ける

サンキなどの激安衣料品店や雑貨店で売られているTシャツやカットソーには「ポリエステル65% 綿35%」のものがあります。
この素材のカットソーは毛玉ができやすく、清潔感を保つのがたいへんです。
安さは魅力ですが、自分を安く見せないために「ポリ・綿」の洋服は選ばないようにしています。

レーヨン素材の織物(ブラウスなど)は避ける

出典:ユニクロ

以前、ユニクロで「レーヨン100パーセントのブラウス」を購入したことがあります。
テロンとした生地でとても気に入ったのですが、洗濯機にかけるとシワシワに。
アイロンがけが苦手なわたしはこのブラウスをおしゃれに着こなせず、手放してしまいました。

この経験から作ったルールが以下になります。

  • レーヨン100パーセントはNG(→ポリエステルが混じっていればOK)
  • テーブルクロスのような織物生地はNG(→レーヨンを編んだ生地はOK。落ち着きがあって大好き)

秋冬物のセーター全般は避ける

かなり大胆な判断ですが、わたしは「毛糸で編まれたセーター」を買わないようにしています。
理由は、手入れが大変だから。
洗濯に手間がかかるし、縮んだり毛玉ができたりしやすい特徴もあります。
数年がかりでワードローブのセーターを厚手のカットソーやスウェットに置きかえたら、ストレスが大幅に減りましたよ。
オススメです!

リネン(麻)100パーセントの洋服は避ける

ナチュラルな風合いが魅力の「リネン(麻)の洋服」にあこがれたこともありました。
しかし、これも洗濯が難しいので新たに買うのはやめておこうと思っています。
見た目は綿の服とあまり変わらないのに、うっかり普通に洗うと縮んだりシワができて再起不能になってしまいますからね。

好きなのは「綿95% ポリウレタン5%」の洋服

素材についての制約を4点述べてきましたが、そんなわたしが好きなのが 「綿95% ポリウレタン5%」のカットソーやパンツ。

  • シワになりにくい
  • ストレッチが効いている
  • でろーっと伸びたりヨレたりしにくい
  • 着たときのシルエットがきれい

などの特長があるように感じます。
わたしはこの素材を知ってから衣類に関する悩みが減りました。

ただ、発達障害の症状のひとつとして化学繊維への感覚過敏を持つ方も多いと思います。
そのような方にとっては綿100パーセントの方がいいかもしれませんね。
どうか、無理せずあなたの肌にいちばんやさしい生地を選んでくださいね。

発達×ファッション マイルール3:色づかいに関するルール

トップスは白系・ボトムスは黒系が基本

アパレルのお仕事をしている「ミリヤママ」さんが発信した「脱おばさん ダサくならないコツ」というツイートがあります。

【脱おばさん】ダサくならないコツ 基本の基本
更新日:2月16日22時51分

少ないエネルギーで最低限のおしゃれがわかるこのまとめに、わたしはとても助けられました。
そして、ミリヤママさんがおすすめするように、迷ったらボトムスは黒などの濃色、トップスは白を選ぶようにしています。
人間の脳には「白は軽く見え、濃い色は重く見える」クセがあるそうなので、これは脳にとっても自然な色の組み合わせなんですね。

差し色はバッグで

アクセントとなる鮮やかな「差し色」。
わたしは、差し色での冒険は洋服ではなくバッグでおこなうようにしています。

実際に持っているのは「レッドのミニボストンバッグ」と「ターコイズブルーのトートバッグ」。
このカバンがあれば、洋服が白や黒ばかりでも地味になりすぎません。

発達×ファッション まとめ

以上、発達障害を持つわたしが洋服選びで失敗をくり返さないよう気をつけているルールについて挙げてみました。
わたし自身にとっても良いまとめになったなぁ!

発達障害を持つ人が継続的にファッションを楽しむには、肌触りや手入れのしやすさも含めたさまざまな観点から洋服を選ぶことが重要だとわたしは思います。

ですが一方で「着やすい洋服がある程度そろったら、次は大好きな洋服を選ぶ」ことの大切さにも気づきました。
どこかの片付けコンサルタントも言っていましたが、やっぱり人生には「ときめき」が必要ですよね。
あなたは何に「ときめき」を感じますか?

わたしは最近になって「刺しゅうの入った服」が心の底から好きだと再確認しました。
幼い頃、母の手芸雑誌で見た刺しゅうへの憧れが今でも生きているんです。
手入れが面倒でも、予算オーバーでも、美しい刺しゅうの服をこれからすこしずつ集めていこうと思います。

グラニフの鳥の刺しゅうカットソー
お気に入り:グラニフの鳥刺しゅうカットソー

この記事を読んだあなたが、ご自身の特性にあったルールで無理なくファッションを楽しめるよう願っています。
それから、あなたにとって真に大切な洋服に出会えますように。